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中日ドラゴンズのマスコットキャラクター「シャオロン」

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日本のプロ野球中日ドラゴンズのキャラクター「ドアラ」が大変な人気になった2008年でしたが、セントラルリーグ、パシフィックリーグの12球団のマスコットキャラクターを描いた切手が1999年に発売されていたことは、あまり野球ファンにも知られてはいないようです。野球にあまり興味のない私には全球団にマスコットキャラクターがいたのか、という感想でした。

さて、切手のほう、中日ドラゴンズのキャラクターとしては、話題のドアラではなく「シャオロン」というキャラクターが描かれています。10年前の切手ですから今人気のドアラはまだいなかったのだろうな、と思いましたが、そんな単純な話ではありませんでした。シャオロンもドアラもいずれも現役のキャラクターなのです。

まずシャオロンですが、1997年に中日ドラゴンズの新しい本拠地ナゴヤドームが完成したときに誕生したキャラクターです。小さい竜という意味らしいです。中国料理の小籠包(シャオロンポウ)みたいな名前ですね。

ドアラの方が球団マスコットとしては先輩で1994年に登場しておりました。1997年のシャオロンの登場により主役のキャラクターは交代となりました。したがって、切手のデザインには新しいキャラクターとしてシャオロンが登場していたわけです。ドアラは中日ドラゴンズの本拠地である名古屋・東山動物園の人気者コアラにちなむものということです。ドアラはその後引退の危機を免れてシャオロンとともにナゴヤドームで働き続け、10年のときを経て「キモカワイイ」キャラとして再度スポットライトを浴びることになりました。主役のシャオロンとしては複雑な気持ちでしょう。

切手が発売された1999年から10年の間にプロ野球の球団の名前は大きく変わりました。この切手にも登場したオリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの合併に端を発した騒動で、2005年にはパシフィックリーグに楽天ゴールデンイーグルスが加入、東北地方初のプロ野球チームができました。同年福岡ダイエーホークスはソフトバンクに買収されています。これだけの激動があったのですが、球団のキャラクターたちは総じて長命です。セントラルリーグのキャラクターは全員が現役ですし、パシフィックリーグでは、近鉄のキャラクターバフィリードと、2004年に北海道に本拠を移した日本ハムファイターズのファイティーだけが引退しています。

●関連ウェブサイト

12球団プロ野球マスコット研究室
http://pavillion.fan-site.net/carp2/masukoto/indexs.htm
本稿は、このウェブサイトを大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます。プロ野球マスコットの写真もここまで集めれば感動ものです。

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