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切手にも登場した「地デジカ」の大出世

K2011041501

2011年(平成23年)4月15日に、「地上テレビ放送の完全デジタル化」という切手が2種類発行されました。切手発売時点では、現行のアナログ放送の停止は行われておりませんが、2011年7月までに実施する予定でした。

しかし、4月20日、東日本大震災の影響を受けた岩手県・宮城県・福島県の3県について、2011年7月24日までに現行のアナログ波の停波する予定でしたが、最大で1年間延期することになりました。3県の実際のアナログ放送停止時期は今後検討することになっています。

http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000089.html

(2017年追記 3県でのアナログ放送停止は、2012年3月31日となりました。)

切手のデザインですが、現在建設中の「東京スカイツリー」とマスコットキャラクターである「地デジカ」(ちでじか)を描いています。(2種類のうちもう一つは「東京タワー」と「地デジカ」です)

この「地デジカ」と地上デジタル放送について調べてみましょう。

地上デジタル放送は、2001年(平成13年)の電波法改正により電波の「周波数割当計画の変更」を行う際の援助を定めたことにより、アナログテレビ放送で使っていた周波数帯を10年でデジタル放送に切り替える計画が立てられました。

2003年12月に最初のデジタル放送が開始され、2006年にはいわゆる「ワンセグ」放送が開始、携帯電話でもクリアなテレビ放送を見ることができるようになりました。

デジタル放送は、アナログ放送より利用できる周波数帯が少なくてすむというメリットがあります。デジタル放送に切り替えることにより、アナログ放送で使用していた周波数帯を携帯電話など別の用途で使うことが検討されています。

さて、鹿をモチーフにしただじゃれとしか思えないキャラクター「地デジカ」は、2009年(平成12年)4月27日に日本民間放送連盟により発表されました。現在ではデジタル放送推進協会に管理が委託され、総務省やNHKでも利用しています。登場わずか2年で切手のデザインに(小さいですが)採用されたことで、その勇姿は永久のものとなったわけです。

切手に初登場となる「東京スカイツリー」は、2011年12月に竣工予定(2017年追記 実際の竣工は2012年2月29日でした)の新しい東京の電波塔です。

テレビ送信施設として使われていた東京タワーの周囲に高層ビルが建つようになり、さらに高い電波塔を求めるため、東京地域では「在京6社新タワー推進プロジェクト」を2003年に組織して代替施設の検討に着手しました。2006年(平成18年)には東京スカイツリーの着工が決定。2008年(平成20年)に着工しました。

東京都墨田区にて建設が進んでおり、634メートルの高さは日本ではもっとも高い建造物です。切手にはタワーの左側に商業施設「東京ソラマチ」と右側に高層ビル「東京スカイツリーイーストタワー」が描かれています。切手発売時点では、工事中であったため切手のデザインは完成予想図ということになります。

●関連ウェブサイト

東京スカイツリー
http://www.tokyo-skytree.jp/

地デジカ
http://www.nab.or.jp/chidejika/profile/index.html

ハカタスタジオ(地デジカのデザイナー 博多哲也さん) ※2017年追記
http://www.hakatastudio.com/profile/

※2017年追記 2011年5月8日公開のオリジナル文章に一部修正しました。

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