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初代1000円切手は浄瑠璃寺の吉祥天立像

K19750422

1975年(昭和50年)4月22日に発行された、初代1000円切手「吉祥天立像」(きっしょうてんりつぞう)です。1996年(平成8年)発行の松鷹図より長命で、21年にわたり最高額面の地位にあったことになります。

画像は、1000円切手と同時に発行された小型シートです。

では、この吉祥天立像はどこにいらっしゃるのか。調べてみました。

吉祥天立像は京都府木津川市にある古刹「浄瑠璃寺」(じょうるりじ)にあります。

本堂、三重塔、そして阿弥陀如来像、四天王像が国宝となっています。吉祥天立像は重要文化財というランクながら、これらの国宝を差し置いて1000円切手に抜擢されているのは、吉祥天という女性の像であると同時に、厨子にしまわれた状態が長かったため、その色彩がよく保たれた美しさにあるのでしょう。

吉祥天立像の作者は不明ですが、鎌倉時代の作と伝えられています。1212年(建暦2年)に本堂にまつられたとの記録があります。浄瑠璃寺自体も設立の正確な記録はなく、平安時代に作られたものと考えられています。

秘仏で、年に3回だけ公開されています。また、浄瑠璃寺のある木津川市は京都府といっても、ほとんど奈良県の境にありますので、旅行計画には注意が必要です。

●関連ウェブサイト

木津川市観光協会
http://0774.or.jp/temple/jyoruriji.html

切手太郎 「雪村の松鷹図」(1000円切手)
http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/2015/02/post-84a2.html

切手太郎 「3代目の1000円切手 富士図」
http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/2015/02/post.html

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