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切手初登場の「迎賓館」

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2016年(平成28年)1月9日に発行された『日本の建築シリーズ 第1集』から「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)」をご紹介します。

セットで発行された平等院鳳凰堂は「またか」感がある一方で、迎賓館が切手に登場するのは初めてのことです。(訂正: 迎賓館となるまえの「赤坂離宮」は1935年(昭和10年)に「満州国皇帝陛下御来訪」記念切手として発行されていました。お詫びして訂正します)

迎賓館は東京(東京都港区)と京都の2か所に設けられており、切手になった迎賓館は「迎賓館赤坂離宮」と呼ばれています。

この迎賓館の由来について調べてみました。

赤坂離宮は、当時の東宮(嘉仁親王のちの大正天皇)のために「東宮御所」として1909年(明治42年)に作られたもので、日本では唯一となるネオ・バロック様式の建築です。フランス・パリのベルサイユ宮殿やイギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿のようなものを作ったことになります。

御所としては使われることが少なく、大正天皇即位後は赤坂離宮と改められました。設計者は西洋建築をジョサイア・コンドル(1852-1920)に学んだ片山東熊(かたやま・とうくま 1854-1917)でした。

第2次世界大戦後に、赤坂離宮の管理は国に移され、国会図書館や東京オリンピック組織委員会のために使用された時期がありました。その後、外国の賓客を迎える施設として、赤坂離宮を改修し、1969年(昭和44年)に迎賓館となったわけです。

迎賓館は普段は非公開ですが、毎年一般の参観ができる時期が設けられています。旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)は、2009年(平成21年)に国宝として指定されています。

迎賓館赤坂離宮(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/akasaka/akasaka.html

政府インターネットTV
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9742.html?t=50&a=1

All About - ルーペで味わい尽くす! 凹版切手の魅力
http://allabout.co.jp/gm/gc/461682/4/

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