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熊本地震で脱線した九州新幹線800系

K20040312


2016年4月14日に発生した熊本地震の影響で九州新幹線(博多~鹿児島中央)間は運転を見合わせています。直接の原因は熊本駅から車両基地への回送運転中の車両の脱線によるものでした。しかし、その後の調査で設備自体にも損傷が発生したことが分かり、復旧には相当の時間がかかる見通しです。

その九州新幹線の切手をご紹介します。2004年(平成16年)3月12日発行のふるさと切手『九州新幹線「つばめ」と桜島』です。

九州新幹線は、2004年(平成16年)3月に熊本県の新八代駅と鹿児島県の鹿児島中央駅の間で部分開業し、各駅停車の「つばめ」が運航されていました。この「つばめ」の車両が「800系」といわれるものです。

部分開業を記念したこの切手で面白いのは、先頭に編成を示す番号「U001」の文字がはっきり描かれていること、側面に「つばめ」の文字が書かれていることです。現在では全線が開業し、800系車両が「さくら」でも使用されるため、「つばめ」の文字は現在は取り除かれています。

熊本地震で脱線した車両は、報道された先頭車両の写真でみると「U005」と書かれており、切手に描かれたものとは異なる編成の車両のようです。

九州新幹線が、福岡県博多駅から新八代駅までの区間を含めた全線開業となったのは、2011年(平成23年)3月12日のことです。全線開業時には切手は発行されていません。

この全線開業後は、山陽新幹線との直通運転も開始され、新大阪駅から鹿児島中央駅までの区間は3時間45分です。この時に、「新800系」車両が投入されています。2014年(平成26年)10月1日に発行された『新幹線鉄道開業50周年』切手には「新800系」車両が描かれたものが含まれています。

切手のバックに描かれている火山は、鹿児島県鹿児島湾内にある桜島(御岳)です。1914年(大正3年)の噴火で地続きとなる前は本当の島でした。御岳(おんたけ)は北岳・中岳・南岳の総称で、噴煙を上げているのは南岳の火口と思われます。切手が発行された2004年当時の噴火は南岳山頂付近で発生しています。一方2006年以降の噴火は南岳の東側にある「昭和火口」です。

2011年東日本大震災での東北新幹線の復旧には49日、2004年新潟中越地震では66日を要しています。

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