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ソメイヨシノ

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2017年6月1日から、郵便料金が値上げされ、はがき料金は52円から62円になります。

郵便局で普段売っている「普通切手」の52円をご紹介します。発売は2014年(平成26年)3月3日ですので、3年余りでその役割を終えることになります。切手に描かれているのはソメイヨシノ。サクラの一品種です。

サクラは古来から日本人に愛されてきた植物です。中国からは梅の花を愛でる文化が輸入されましたが、遣唐使の廃止後、花といえば桜を指すように戻り、豊臣秀吉が盛大に花見の宴を催したり、江戸幕府も上野や隅田川、飛鳥山などに吉野のヤマザクラを植えるようになりました。

ソメイヨシノは江戸末期あるいは明治初期に染井村の植木屋さんが「吉野桜」として売り出したものです。「吉野」はサクラで著名な奈良県の地名にちなんでつけられたのですが、吉野のサクラは「ヤマザクラ」であり、種類が異なります。このため、1900年(明治33年)東京帝室博物館(現:東京国立博物館)の藤野寄命(ふじの・よりなが)により、「染井吉野」と命名されました。

ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラを親に持つサクラで、繁殖はすべてクローン(挿し木や接ぎ木)で行われます。小石川植物園には最も古いとされるソメイヨシノがあります。

ソメイヨシノの特徴は、一重咲き、ピンクより白に近い色、花の大きさは小ぶりです。花が散ってから葉が出るというのも特徴です。

今日ではサクラといえばソメイヨシノと言われるほどで、全国に広がっており、切手にも幾度となく登場しています。

●関連ウェブサイト
小石川植物園
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/ennai/sakura.html

知っているようで知らなかったお花見の歴史
http://sai-jiki.jp/column/ohanami/history

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