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知花花織

K2013102505

知花花織(ちばなはなおり)は、2012年(平成24年)に伝統的工芸品に指定された沖縄県の伝統的工芸品(織物)です。この切手は、第2次伝統的工芸品シリーズ第2集(2013年10月25日発行)の10種のうちの1枚です。

沖縄県の伝統的工芸品は、2018年現在で15種類あり、織物が多いのが特徴です。1985年(昭和60年)の第1次伝統的工芸品シリーズ第2集には「琉球紅型」(染色品)が取り上げられています。第2次伝統的工芸品シリーズ第1集(2012年10月25日発行)には「喜如嘉の芭蕉布」(織物)と「壺屋焼」(陶磁器)が取り上げられております。

知花花織の「知花」は、代表的な生産地の知花(ちばな)地域(沖縄県沖縄市、旧美里村)にちなみます。「花織」というのは浮織(うきおり)の一種で、沖縄では「はなうぃ」のように発音します。浮織は文様部分の糸を浮かせる方法で作る織物で、布を織るときに経糸(たていと)方向(長い方向)に文様を付ける経糸浮織と、緯糸(よこいと)方向に文様を付ける緯糸浮織があります。知花花織は経糸浮織に分類されます。

知花花織はもちろん手で織るのですが、メインとなる経糸を交互に上下させる(その間に緯糸を通す)ための器具を綜絖(そうこう)といい、文様を付けるための経糸(花糸というそうです)は別に「花綜絖」という器具を使います。

糸は琉球藍で染められ、紺地のものが多いようです。つまり知花花織は「先染め」の織物です。

知花花織は、18世紀のころにその技法が伝わったものとされており、「ウスデーク」(豊作祈願の踊り)の時に着用されていました。現在でもウスデークは旧暦8月15日(2018年は9月24日の予定)に行われており、知花花織の衣装で行われています。

切手の知花花織は名刺入れと思われますが、知花花織の模様をつかった新しい工芸品ということになります。

●関連ウェブサイト

知花花織事業協同組合
http://www.chibana-hanaori.com/

伝統工芸「青山スクエア」
http://kougeihin.jp/item/0136/

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