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「二風谷アットゥㇱ」の小さい「シ」

K2018071302

2018年(平成30年)7月13日発行の「北海道150年」切手が10種類発行されました。 その1枚「二風谷アットゥシ」をご紹介します。切手をよく見ますと、「シ」の文字が小さいです。「二風谷アットゥㇱ」が正しいのですが、この字はほとんど目にすることがないでしょう。

二風谷アットゥㇱ(ニブダニアットウシ)は北海道の伝統的工芸品として2013年(平成25年)に指定されました。沙流郡平取町(さるぐんびらとりちょう)地域で生産される織物で、オヒョウという樹木の樹皮からとった繊維で作られる織物のことで、衣服に限りません。

アットゥシが工芸品として作られるようになったのは、18世紀、和人との交換品としてです。明治に入ってからも生産が続けられ、昭和30年代には民芸品ブームにより二風谷アットゥシは広く知られるようになります。切手に見られるような模様入りの衣服は儀式のときに用いられる晴れ着といわれています。

この「小さいシ」の字ですが、文字コードとしてちゃんと割り当てがあります。ユニコードの 31F1 という場所にあり、Winodowsの「文字コード表」アプリケーションでも選ぶことができます。「Katakana Letter Small Si」とされています。これは日本の文字コード JIS X 0213 という2000年に制定された拡張で、アイヌ語を仮名で書くために拡張されたものです。


二風谷アイヌ博物館
http://www.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/nibutani/about/

伝統工芸 青山スクエア
http://kougeihin.jp/item/0101/

二風谷アットゥシについて
http://www.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/nibutani/wp/wp-content/uploads/2015/08/01fd0e16d9e84f11359192fb718badfd.pdf

アイヌ語 JIS X 0213
http://x0213.org/wiki/wiki.cgi?page=%A5%A2%A5%A4%A5%CC%B8%EC

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