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明治座所蔵の伊東深水作品

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1958年(昭和33年)から毎年10月に発行されている特殊切手シリーズに「国際文通週間」というものがあります。

2010年(平成22年)から2012年(平成24年)にかけての3年間だけですが、この国際文通週間の切手に、女性を描いた日本画が毎年3点ずつ取り上げられました。作者は伊東深水、上村松園、鏑木清方の3名でした。

その中から、伊東深水「楽屋」をご紹介します。

伊東深水(いとう・しんすい 1898-1972)は東京の生まれで、1911年に鏑木清方(かぶらき・きよかた 1871-1972)の門下となりました。
1916年には川瀬巴水(かわせ・はすい 1883−1957)らと「新版画運動」に参加しています。美人画を描く浮世絵師・日本画家として著名で、女優の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ 1935-2018)の父でもあります。

この「楽屋」は、1959年の作品で、東京都中央区(日本橋)にある劇場「明治座」が所蔵しています。画題そして支度をしている役者の様子からして、明治座のために描かれた作品なのでしょう。明治座は喜昇座として1873年(明治6年)に始まり、1893年に現在の「明治座」と改称し、歌手座長公演や音楽劇が催されています。

国際文通週間切手は、海外向け郵便料金の特殊切手として毎年発行されているものです。この切手は2011年(平成23年)10月7日に発行されたもので、額面の110円は、国際航空郵便の第2地帯(北米・オセアニア・中近東・ヨーロッパ地域)あての料金です。国際郵便はこのほか第1地帯(90円)と第3地帯(130円)があり、当時の国際文通週間切手はこの3種類の額面で発行されていました。

●関連ウェブサイト
明治座
https://www.meijiza.co.jp/

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