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サンゴ礁の切手

K20190820042019年(令和元年)10月1日から値上げされる郵便料金に合わせて、定形外(150グラムまで)用の210円切手が8月20日に発行されました。デザインは「西表石垣国立公園(海中のサンゴ)」です。

西表石垣(いりおもていしがき)国立公園は、沖縄県の八重山諸島にある西表島と石垣島を範囲とする、日本の国立公園では最南端の国立公園です。沖縄が日本に復帰した1972年(昭和47年)5月15日に、「西表国立公園」として指定され、2007年(平成19年)8月1日に石垣島に範囲を広げ現在の名称となりました。

西表島と石垣島の間にある石西礁湖(せきせいしょうこ)は日本最大のサンゴ礁海域で、サンゴの種類としても380種類はあるとされています。


サンゴは植物ではなく、「刺胞動物」というカテゴリに入る動物です。刺胞動物の仲間にはイソギンチャクやクラゲがいます。サンゴの中でも単細胞の褐虫藻と共生することで、その生成する有機物も栄養とするものが造礁サンゴです。造礁サンゴは岩に固着して、集団で外側に石灰の硬い殻を作り、個体の栄養は他の個体に行き渡るようになっています。

礁(しょう)というのは、海水面に突き出していたり、海中に突き出すような形態の岩が元々の意味です。サンゴの遺骸を主として形成される礁が「サンゴ礁」です。語義の通り、サンゴ礁は海岸線から少し離れた場所に形成され、海岸との間に礁湖(ラグーン)を形成し、さらに多様な生き物を育む基盤となります。

サンゴ礁は共生する藻の光合成を必要とするため、透明度が高く、太陽光が差し込みやすい浅い暖かい海水域に多く見られ、地球上ではマダガスカル島周辺、インド洋のモルディブ、カリブ海がサンゴ礁で著名です。日本のサンゴ礁はサンゴ礁が見られる地域としては北限に当たり、西表島・石垣島の属する八重山諸島が日本では最大のサンゴ礁海域です。

切手に描かれたサンゴの種類がなんであるのか、勉強してそのうち明らかにできたらと思います。

●関連ウェブサイト

サンゴの基礎知識
http://divedeep.sakura.ne.jp/cb/cb-j-abc.htm

美ら海振興会 5分でわかるサンゴ講座
http://www.churaumishinkokai.com/knowledge/index.html

●「切手太郎」バックナンバー(国立公園)

切手太郎:利尻島 (利尻礼文サロベツ国立公園)
http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/2014/06/post-d419.html

切手太郎:日本一の那智の滝 (吉野熊野国立公園)
http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/2014/05/post-8bfc.html

切手太郎:縄文杉 (屋久島国立公園)
http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/2014/05/post-1d63.html

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